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2012年11月23日 (金)

ヴォーパルス

ヴォーパルス ☆☆☆☆

日本産の同人(?)カードゲーム

いわゆるドイツゲームの……というよりドミニオンなどの流れを汲むカードゲーム。要素としては「世界の七不思議」などのテイストもシステムに入っている。中世風ファンタジー世界観で、100年間の戦争を4ターンで描く。つまり1ターン25年。

カードには兵士やモンスターなどの戦闘力を持つものと生産物を生み出す建物の2種類ある。前衛後衛に配置した4人の兵士で隣国と戦闘し勝利点を稼ぎ(ここらへんは七不思議と同じ)、一方で資材を消費して建物を建設する。建物には大きく2つの役目があり、1つ目はより資源や戦力を生み出すブーストの効果、2つ目はゲーム終了時の勝利点となる(ここは「操り人形」ライク)。

このように近年のドイツ系カードゲームやTCGなどのいいところをうまく料理しているのだが、このゲームの一番の特徴は「経年マーカー」の存在。前述の通り4人の兵士を場に出して戦わせるのだが、それらが場に残ってターンをまたぐ際に経年マーカーというものを上に置く。つまりこのカード(戦闘ユニット)は25年間、時が経ちましたよって意味。一生懸命25年間お国のために戦い続ける民兵……というなんとも感慨深いドラマが感じられてGOOD。

経年マーカーが置かれたカードは、次のターンの終わりに強制的に除外される。つまり配置したカードは2ターンでお役ご免。50年間戦うのがデフォルトなのです。しかしカードによっては特殊効果、能力のある者もいる。「ツリーフォーク」というロードオブザリングに出てきたような大木の戦闘キャラは経年マーカーを2つまでおける(つまり75年は生きられる!)。「古参兵」などはコストが0(カードを配置するにはコストがかかる)の代わりにいきなり経年マーカーが乗った状態で配置しなければならない(安いが寿命が短い!)などユニット毎にうまい具合に特徴付けがされています。

妻と息子(弟)と3人プレイ。1ターン目はルールもおぼろげで、カードの効果わからないのでとりあえず戦闘力だけ見てカードドラフト。私はインストプレイに終始。おかげで戦闘値だけ気にしてたため資源生産キャラをまったく配置せず建物を建てられず。嫁はちゃっかり1件立てる。

2ターン目よりだんだんわかってきて、3ターン目からは皆このゲームの楽しみ方がわかり始める。息子は遊戯王で鍛えたコンボ感を如何なく発揮し、4ターン目には既にカードコンボとドラフトの楽しみを満喫していたよう。遊戯王恐るべし。

余談だが、この手のカードゲームを子供にインストする際に遊戯王の恩恵は大きい。説明の難しい概念やルールも「墓地」と「除外」とか、「ドロー」「召還」などに置き換えて説明すると一発で伝わるので正直助かる。

結局息子の勝利。まずまず気に入ってもらえたよう。嫁もゲーム終わる頃にはカード効果が理解できてきたようで次戦が期待できる。プレイ時間も30分強というところがなによりもうれしい。

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