ワイルド7 BDで鑑賞
ワイルド7 ☆☆☆
ワイルド7をBDで鑑賞。
子供の頃大好きな漫画で思い入れたっぷりの作品。実写なので恐らくダメなんだろうとハードルを事前に下げて鑑賞。勿論予想通り微妙に残念な出来であったが、全く憎めない良作でした(ファン補正あり)。
飛葉、オヤブン、ヘボピー、世界は原作キャラだが、ほかの三人は映画オリジナル。宇梶の親分、桔平の世界はかなり良い味を出していたと思う。この手の原作ものは20世紀少年のようにコミックのイメージそのまま忠実にキャスティングをするきらいがあるが、今作はその辺開き直っていてイイ。特に桔平の世界は良いアレンジ。ただワイルド7はやっぱりなんと言っても飛葉のキャスティングが命。そこが…
でもここは製作者を責められない。あの普段は優しい青年だが戦いの時は冷徹に引き金を引く役柄が様になる役者は日本にはそうそういない。最初こそ違和感あったが最後にはそれなりに飛葉に見えていた瑛太は頑張っていたように思う。
一番気になったのはアクションシーンでの悪役のリアクション。銃で撃たれた時の痙攣したような演技はまさに70年代の香り。敢えて原作の時代に合わせたんじゃないかと勘ぐりたくなるような演出はもう少し頑張って欲しかった。今は日本映画でもそこそこいけるはず。バイクアクションに関してはカメラワークも含めて良かったと思う。
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