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2006年9月11日 (月)

ファイナルデッドコースター

ファイナルデッドコースター ☆☆☆

実は3作目の映画。
1作目は「ファイナルデスティネーション」で日本ではあまりメジャーでは無いのですが、実はティーンエイジホラーの傑作であります。

修学旅行でこれから乗るべき飛行機が事故で墜落するのを予知して死を逃れた若者たち。本当は死ぬべきだったのに!という事で運命の死神という見えざる力によって次々と殺されていくストーリー。2作目は邦題「デッドコースター」で、設定やストーリーの流れは第一作を踏襲しており、発端のエピソードが高速道路での大事故という形で工夫が凝らされている。1作目の知名度の低さから興行的に考えた日本の配給スタッフの苦肉の策が上記邦題だったのですが、3作目の事件発端が今度はジェットコースターの事故だと言うのだからびっくり。本国スタッフはこの邦題を見て発想得たのか?と思ってしまうほどぴったりのタイトル。しかもそれを受けての3作目の邦題が「ファイナルデッドコースター」。
うまくできすぎ。

で、肝心の内容ですが、やっぱり前2作と比べると落ちるのは否めない。このシリーズの肝である、発端の事故がどんどんスケール的に落ちて行っているのも気になるところ。

とは言え、シリーズ独特の「ピタゴラスイッチ」感は依然個性を放っており、面白いことには変わりない。ホラーものの定説としてヒロインがキュートなのもはずしてはいない。

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