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2006年1月 8日 (日)

輪廻

■本■

獄門島(横溝正史)☆☆☆☆

すでに20年前に読んでいて映画も(犯人違うけど)何回も見ているので今更ではありますが再読。当時はそんな意識は無かったが、最近ネットで調べていると日本のミステリーの代表作的な扱いを受けているのをはじめて知る。

横溝は学生時代にかなり読んでいたのですが、さすがに多くを忘れていて過去のイメージでは今の時代の小説よりも古くて読みづらいと思っていたのですがそんなことぜんぜんありませんでした。非常に読みやすく長さも適切。
「きぃちがいじゃが仕方がない」はやっぱり名台詞でありました。


扉はとざされたまま(石持浅海)☆☆☆☆

2日間で一気に読んでしまいました。
閉ざされた扉の中で殺人が起こっているかと思われているのですが、扉を開けることが出来ずに中を確認できない。そんな状況の中でわずかな手がかりを元に中の状態から犯人が誰かまでロジックで推理してしまう。というユニークなシチュエーション。

この作品の魅力はその1点につきます。ロジックの応酬自体は実はあまり好きでは無いのですが、この作品に関してはそこが面白さのポイントです。


■映画■

輪廻 ☆☆☆☆

呪怨の監督清水崇の新作。恐怖演出には、さすがに飽きが来はじめましたが、今回はストーリーがなかなか凝っていて楽しめました。

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